2009年5月29日金曜日

【島根大学の貴重標本類3】ニホンアシカ剥製標本(ラベル付き)

ニホンアシカ剥製標本
Zalophus japonicus

ニホンアシカ(アシカ科)は、カリフォルニアアシカの亜種で、かつては日本海西南部海域を中心に多数生息していました。

しかし、江戸時代から明治時代にかけて大量に捕獲され、とくに日本海の島根県・竹島周辺で毛皮や食用に大規模に捕獲されたため、1950年代以降、捕獲、目撃の記録がなく、絶滅したものと考えられています。

本標本は、1886(明治19)年2月に島根県松江市美保関町で捕獲されたもので、以来、島根師範学校に保管されていました。

若い雄で体長120cm。

ニホンアシカの剥製標本としては国内でも数少ないものの一つです。国外には、江戸時代に来日したドイツ人医師シーボルトが持ち帰ったものがオランダ国立自然史博物館に3点収蔵されているほか、大英博物館に毛皮標本1体と頭骨4点があるのみで、世界的にも非常に貴重な標本です。
島根大学山陰地域資料展示室に展示してあります。

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