2017年12月18日月曜日

チェンマイ大学訪日団の皆様がキャンパスツアーに参加

 本日は、タイ・チェンマイ大学の訪日団の皆様がキャンパスツアーに参加されました。
 寒いなかでしたが、40分ほど、キャンパスのご案内にお付き合いいただきました。
 また、島根大学の学生が流暢な通訳をしてくれたおかげで、詳しく解説することができました。ありがとうございました。



2017年12月16日土曜日

第99回島根大学ミュージアム市民講座「隠岐産黒曜石の化学分析-石器の原産地推定方法の確立-」を開催

 本日は、第99回講座「隠岐産黒曜石の化学分析-石器の原産地推定方法の確立-」(まつえ市民大学連携講座)を開催しました。本日の講座は、今回から4回にわたって行う「隠岐学Ⅰ~先史時代から古代までの隠岐文化を学ぶ」シリーズの初回になります。
 講師は、岩石学・鉱物学などがご専門の亀井淳志先生(島根大学大学院総合理工学研究科教授)でした。
 本日は、黒曜石を化学分析することで、その資料がどこから産出したものかを推定するという研究について解説していただきました。
 まず黒曜石が火山活動によって生成された岩石であるということ、そして火山活動の仕組みについて解説がありました。
 次に、火山によって、生成される黒曜石の元素組成に違いがあることなどの説明がなされました。したがって、各地の黒曜石の元素組成を分析することによって、その資料の産出地が推定できるわけです。
 現在、黒曜石に含まれる4つの元素の比率を分析することで、隠岐島や九州の数か所の産出地の判別ができるところまできているそうです。
 今後は、分析資料を増やしたり、資料を破壊せずに分析する方法を確立させたりするなどの課題があるとのことでした。将来的に、各地の遺跡から見つかる黒曜石の石器素材が、どこで産出し、遺跡まで運ばれたのかが分かるようになることが期待されています。