第28回島根大学ミュージアム市民講座「弥生時代の絵画資料からみた『出雲』形成前夜の山陰地方」 を開催しました。

 11/20(土)、松江スティックビルで、第28回島根大学ミュージアム市民講座「弥生時代の絵画資料からみた『出雲』形成前夜の山陰地方」を開催しました。 

 この講座は、連続講座「考古学・歴史学が語る先史・古代の『出雲』」シリーズの第1弾です。 
 講師は、縄文時代~弥生時代研究を専門にされている島根大学法文学部の山田康弘教授です。 

 今回のお話は、山陰地方の弥生土器などに描かれた絵画が当時の神話をあらわしていた可能性があり、そこから弥生人の世界観が読み取れるという大変興味深いものでした。 

 奈良時代の「出雲国風土記」にみられる出雲神話も、一部は弥生時代にまでそのルーツを遡らせることができるのかもしれません。 

 当日は60名の聴講者が会場を埋め尽くし、満員御礼の状態でした。”古代出雲”への関心の高さを改めて窺うことができました。 

 この古代出雲シリーズは、来年3月まで、毎月1回土曜日に開催される予定です。≫http://matsuesns.jp/blog_entries/13332 
 次回もご期待ください。

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