出雲キャンパスで遺跡の試掘調査を行いました。

先週から、出雲市にある島根大学出雲キャンパスの試掘調査を行っていました。
キャンパス内に新しく地域医療支援センターが建設されるため、開発地に遺跡がないかどうか確認するための事前調査です。

出雲キャンパスの周辺には、6世紀の上塩冶築山古墳や奈良時代の神門寺境内廃寺など、著名な遺跡が数多く分布しています。
今回の試掘では、残念ながら遺物は出土しませんでした。付近を流れる神戸川の氾濫原に位置していたようです。

それでも大学造成前の旧地形を復元するデータが得られるなど、意義のある調査となりました。

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