企画展示「明治時代の植物標本~発見された旧制松江高等学校(島根大学前身校)の遺産~」のご案内

◆主催 島根大学ミュージアム島根大学生物資源科学部生物科学科
◆日時 平成25年12月14日(土)~平成26年1月26日(日)の土日祝日 10:00~17:00
      *土日祝日のみ開館(平日と年末年始〔12/29~1/3〕はお休み)
◆会場 サテライトミュージアム島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高等学校外国人宿舎)
      〔松江市奥谷町140・駐車場2台分あり〕
◆お問合せ先 平  日:島根大学ミュージアム(TEL0852-32-6496)
       土日祝日:島根大学旧奥谷宿舎(TEL0852-33-7032)

 このたび島根大学生物資源科学部生物科学科で、明治中期から大正初期にかけて博物学者の長野菊次郎(1868〜1919年)によって収集された、国内でも最古級の植物さく葉標本1410余点が発見されました。この時代は、日本植物研究の黎明期であり、当時の標本のほとんどは、旧帝国大学や国立科学博物館に保存されています。
 島根大学で発見された植物標本は、明治20年代以後に採集・制作され、旧制松江高等学校(島根大学の前身校)に収蔵されたものです。制作技術が高く、保存状態が良好なことから、学術的価値がきわめて高い貴重な資料です。
 この展示会では、今回発見された植物標本を展示し、明治時代の植物研究や旧制松江高等学校の植物教育について知っていただきます。
展示の様子≫

長野菊次郎による明治時代の植物標本(島根大学生物資源科学部生物科学科所蔵)

会場は、旧制松江高等学校外国人宿舎だったサテライトミュージアム


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