教養授業「島大ミュージアム学」で中村唯史先生がご登壇

 本日の教養授業「島大ミュージアム学」は、三瓶自然館の中村唯史先生がご登壇され、「縄文の森と三瓶火山」という内容で講義をされました。
 島根県の中央部にある三瓶山は、縄文時代のうちに2回噴火をしています。このうち、約3600年前の噴火でできた小豆原埋没林についてお話をされました。また、ここから島根の植生について、さらに近代の「たたら製鉄」による森の伐採などについてまで話が広がっていきました。
 今回の講義は、第2回の「出雲地域の古環境変遷」や第11回に予定している「考古学から見た中国地方のたたら製鉄」の内容とも関連するものです。この授業は様々な学際的な内容で構成されていますが、学生たちには、他分野学域の知をリンクさせながら、島根について学んでもらえればと思います。

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