本日午後は、第130回アシカル講座「島根県内の土砂災害の特徴について」を開催しました。
今回は、小暮哲也先生(島根大学総合理工学部准教授)から、土砂災害の種類とその対策について解説していただきました。
国土の7割が山地で、雨や地震が多い日本では、土砂災害が頻発しています。土砂災害には、土石流、がけ崩れ、地すべりの3種類があります。土石流は、土砂と水が一体となって勢いよく流れ出す現象、がけ崩れは急斜面の表層部分が一瞬のうちに崩れ落ちる現象、地すべりは斜面の土塊がゆっくりと動いていく現象です。
こうした土砂災害に対しては、砂防堤、排水、護岸、擁壁などのハード対策が行われていますが、完全に防ぐことはできません。土石流とがけ崩れは、あっという間に起こるため、発生してしまうと逃げることができず、人命にも関わります。
日頃からハザードマップを確認したり、大雨の際は早めに避難するなど、防災意識をもって備えることが重要のようです。
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