10/2(木)~10/4(土)の3日間、教養授業「たたらと現代製鋼」の実習の一環で、10名の履修生が、和鋼博物館で実施された古代たたら復元操業に参加させていただきました。
1日目は、木炭を割ったり、釜土ブロックを作る作業、2日目は、炉を積み上げていく作業を行い、3日目にいよいよ完成した炉での操業(砂鉄・木炭投入)となりました。
早朝の火入れの後、砂鉄124㎏・木炭183㎏を炎をあげる炉の中に随時投入し、午後3時半、炉を壊すと、内部から約30㎏程の鉧(けら)が姿を現しました。参加した学生たちは、村下(むらげ)や株式会社プロテリアル担当者のご指導のもと、一生懸命、作業に取り組むことができました。モノ作りの難しさと大変さ、モノ作りに向き合う職人の方の真摯で真剣な姿勢について、体験を通じて学ぶことができました。また、一緒に参加していた株式会社プロテリアル技能実習生や他大学の学生とも交流することができ、良い刺激になったことと思います。
ご指導いただきました皆様に改めて厚く御礼申し上げます。
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炉に砂鉄を投入する学生 |
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鞴(ふいご)を踏んで炉に空気を送る学生 |
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操業を終えて姿を現した鉧(けら) |
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