企画展示 「学舎のお宝展~学ぼう!活かそう!伝えよう!島根大学コレクション~」 終了。

終了しました。1800人以上の方々にご見学いただきました。

◎会期 平成19年11月5日(月)~11月30日(金)
      土日祝日も開館 午前9:00~午後4:30
◎会場 島根大学山陰地域・汽水域資料展示室
    (島根大学総合研究棟1階・汽水域研究センター内)

◎入館無料
島根大学は、明治8年「小学教員伝習所」、大正9年「松江高校」、大正10年「県立益田農林学校」、昭和50年「島根医科大学」などの流れをくむ総合大学である。こうした長い歴史のなかで収集されてきた、様々な標本資料類は、高い学術価値をもつとともに、本学の地域に根ざした教育・研究活動の歴史を視覚的に示す証人でもある。
島根大学ミュージアムでは,平成18年5月17日~平成19年4月28日に新聞紙上で,こうした標本資料類を紹介する「学舎のお宝」と題した記事を連載した。読者の反応は好評で、学生・市民からの問い合わせ・実物見学の要望も多く寄せられた。
本特別展では,明治時代以来,本学が,永年の教育研究活動の過程で収集してきた、これらの標本資料類を一堂に会して学内外の方々に公開し、本学の学問やその伝統に対して理解を深めてもらうことを目的とする。さらには、これを通して、本学や地域の自然・文化に対する誇り・愛着が醸成されることを期待するものである。

主な展示資料
 本学のコレクションは、多様な学問分野にわたるため、大きく以下の9分野に整理して、大テーマとし展示配置する。展示資料は約600点以上。
(1) 動物(明治時代のチョウザメ、絶滅したオキウマ・ニホンアシカ、ウミガメ標本、医学部収集の寄生虫など)
(2) 昆虫(生物資源科学部収集の地域に根ざした世界的昆虫標本)
(3) 植物・藻類(演習林など収集のさく葉標本など)
(4) 化石(中山先生のお名前がつけられた類人猿化石、島大生が制作したパレオパラドキシア、出雲の地名がついた化石標本など多数)
(5) 鉱物・岩石(南極の石、総合理工学部収集の鉱物、島大生が発見した鉱物など)
(6) 考古資料(法文学部が発掘した考古資料、キャンパスから出土した土器、木器など)
(7) 記録史料(松江城下町絵図<堀尾期>、シーボルトや小泉八雲直筆賞状・書簡、大森文庫ほか)
(8) 技術史関連資料(世界のカンナ)
(9) 旧制松江高等学校・旧奥谷宿舎(外国人宿舎)に関する資料(当時の写真、公文書ほか)

その他 学生解説員が、展示資料を丁寧に解説いたします。

ポスター≫

遅くまで展示準備におわれる学生・スタッフ(10/31)

内覧会(学長・理事の皆様におこしいただきました。11/2)

熱心に見学するEU諸国の学生(11/5)

見学者でにぎわう展示室(11/7)

「松江城下町絵図<堀尾期>」を見学される松江市長(11/9)

熱心に見学する大社高校生徒の皆さん(11/15)

故中山博士のお名前がつけられた類人猿化石の展示開始(11/19)

見学者1800人超えました(11/29)

コメント