鹿児島大学総合研究博物館での全国学会に参加。

 5月21日~22日,鹿児島大学で大学博物館等協議会・博物科学会があり,研究発表とポスターセッションを行ってきました。
 鹿児島は,東京上野にわが国最初の近代的な博物館(現在の東京国立博物館)を作った町田久成の地元でもあります。
 これまで日本の大学では,海外に比べて大学博物館の設置が遅れていました。しかし近年は,大学の個性化・差別化をはかるべく,各地の国立大学でユニバーシティー・ミュージアムが整備されてきています。
 鹿児島大学でも,キャンパスの中に広い植物園や昭和初期の建物を利用した展示施設が整備され,大学の標本類や研究が,市民に広く公開されていました。
九州新幹線「つばめ」(鹿児島中央駅)
鹿児島大学総合研究博物館(昭和初期の登録文化財を利用)
ポスターセッションで島根大学ミュージアムの活動を紹介
 中四国地方の国立大学でも,山口大学,広島大学,香川大学,愛媛大学など,各地でユニバーシティー・ミュージアムが次々に整備されてきています。島根大学も他大学にひけをとらないような展示室の整備を実現すべく頑張っていきたい,と思いを新たにした次第です。

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