第29回島根大学ミュージアム市民講座「古墳時代後期の出雲-石棺式石室を中心として-」開催しました。

 12月25日(土)、松江スティックビルにて、第29回島根大学ミュージアム市民講座「古墳時代後期の出雲-石棺式石室を中心として-」を開催しました。 

 講師は、島根県古代文化センター専門研究員の角田徳幸先生で、古墳時代後期(6世紀頃)の出雲に特徴的な「石棺式石室」について、丁寧に解説していただきました。 

 石棺式石室とは、普通の横穴式石室のように石を積み上げて作るのではなく、石室のそれぞれの壁を1枚の板石でつくるものです。 

 こうした石室は熊本県の古墳にもみられ、当時、出雲と熊本とで何らかの交流があったとみられています。 

 今回も、年末の天気の悪い日にもかかわらず、たくさんの受講者においでいただきました。ありがとうございました。

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