【島根大学の貴重標本類9】カイロウドウケツ乾燥標本

カイロウドウケツ(偕老同穴)

採集年:1921(大正10)年11月採集
採集地:紀伊

ガラス質の骨格を持ち、ガラス海綿とも呼ばれる海綿類です。
深海に生息しています。
ヴィクトリア朝時代のイギリスでは,非常に人気があり、高値で売買されたといわれています。

内部にオス・メス2匹のエビが,仲良く暮らしていることから,「生きてはともに老い,死んでは同じ墓に葬られる」という意味の「偕老同穴」という名前がつけられました。

コメント