教養授業「島大ミュージアム学」で三瓶山の自然とその活用について講義

本日の教養授業「島大ミュージアム学」では、三瓶自然館学芸員の中村唯史先生に、三瓶山の自然と三瓶自然館サヒメルによるその活用について講義していただきました。

三瓶山は島根県中央部にある活火山で、国立公園にも指定されています。この三瓶山山麓にある三瓶自然館サヒメルは、単なる自然史系の博物館ではなく、三瓶山や周辺ツーリズムの拠点的な役割も果たしており、年間10万人以上の来館者があるそうです。

周辺には、世界遺産石見銀山や鳴き砂海岸、江の川、温泉など多くの観光スポットがあります。これらともネットワークを結び、県中央部の観光に大きな役割を果たしておられます。ミュージアムによる島根の活性化の模範事例だと思います。

中村先生は島根大学のご出身でもあります。受講している在校生には、大学で学んだ専門的な知識やスキルを活かして、地域のために頑張っている先輩の姿を知ってもらい、自身の進路のモデルにしてほしいというねらいもありました。

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