本日午前中、
夏休み子どもミュージアム体験教室「大昔の島根を知ろう! ~1300-1400万年前の化石を調べよう!~」を開催し、25組50名以上の親子が参加しました。
今回は、県内でも気軽に化石を採取できるスポットである小田海岸(島根県出雲市多伎町)に出かけて、みんなで化石採集をしました。
まず、講師である当館の入月俊明館長 (島根大学大学院総合理工学研究科教授)から、地層の年代やハンマーの使い方、化石の見分け方などの説明がありました。
その後、海岸に落ちている石のなかで化石が含まれているものを探し、銘々で割って、中にある化石を観察しました。参加した子供たちは、1時間半、夢中になって化石探しを堪能しました。発見した化石について、入月館長に鑑定をお願いしたり、真剣なまなざしで観察したりしていました。
採取した化石は、各自で持ち帰り、クリーニングをして箱にいれ、標本にしてもらいます。夏休みの自由研究のひとつにする子供もいるようです。
大自然のなかで、体と頭を使いながら化石について学ぶことができた、夏休みの楽しい1日となりました。
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小田海岸についてはこちら(ウェブ版 島根地質百選)≫
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小田海岸 |
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礫の中に化石が! |
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心配そうに見守るお父さん |
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化石の種類を鑑定中 |
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大自然が教室。遠方は島根半島。 |
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