第11回島根まるごとミュージアム体験ツアー「国史跡の縄文時代洞窟遺跡を訪れる」を開催しました!

 本日午前中は、島根大学公開講座・第11回島根まるごとミュージアム体験ツアー「国史跡の縄文時代洞窟遺跡を訪れる」を開催しました。

 スケジュールは以下の通りです。
8:50~9:00 島根大学山陰地域資料展示室でサルガ鼻洞窟遺跡出土の縄文土器を見学。
9:00~10:00 バス 島根大学発 → 権現山洞窟遺跡見学 → 汽水域研究センター江島分室
10:00~12:30 江島分室 → サルガ鼻洞窟遺跡 → 江島分室 (2往復)
12:30~13:00 バス 江島分室 → 島根大学

 今回は、中海北岸の島根半島にある国史跡の縄文遺跡を2ヶ所見学しました。まず、権現山洞窟遺跡を見学したあと、島根大学の目玉研究のひとつである汽水域研究センターの調査拠点・江島分室に移動しました。そこから、センター所有の調査船で、足立技能補佐員の操縦のもと、サルガ鼻洞窟遺跡へわたりました。

 ベタふみ坂で有名な江島大橋をくぐり、しばらく航行すること約15分、サルガ鼻洞窟遺跡に到着します。この遺跡は、有名な縄文遺跡なのですが、道がなく、船でしか行けないため、実際に見た人は少ない場所です。

 ブッシュをかき分けて、坂を少し上ると洞窟が口を開けています。内部は、奥行き約40mほどです。中にはいるとヒンヤリしていて、天然のクーラーのようです。縄文人もきっと快適に過ごしていたことでしょう。

 縄文人がなぜ、この洞窟に暮らしたのか?何人くらいいたのか?どんな暮らしをしていたのか?などを現地を訪れて、みんなで一緒に考えました。
権現山洞窟遺跡

島根大学汽水域研究センターの調査船で出航!

ベタ踏み坂の橋を下から仰ぐ

サルガ鼻洞窟遺跡に到着

ジャングルをかき分けて進む

サルガ鼻洞窟遺跡。中はヒンヤリ

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