美郷町・邑南町の江の川流域を巡検

 5月21日(土)に開催する島根大学公開講座・第12回島根まるごとミュージアム体験ツアー「ローカル鉄道『三江線』で巡る江の川流域の地域遺産Ⅱ」(参加申込み終了)の下見に行ってきました。

 江の川の流れに寄り添って走るJR三江線は、きわめて貴重な近代産業遺産です。また、車窓からの眺めは、わが国の鉄道のなかでも最も美しい景観として知られています。

 今回のツアーでは、松江をバスで出発し、JR口羽駅(邑南町)からJR粕淵駅(美郷町)まで三江線に乗車します。粕淵では、陰陽交通の要衝として栄えた宿場町の町並みやその歴史を見学します。粕淵には、江戸時代に整備された石見銀山の銀を尾道まで運ぶ銀山街道も通っています。

 新緑の江の川の風景を堪能しながら、流域の地形発達史、銀山街道の歴史的価値、地域資源としてのローカル鉄道を活用したツーリズムや地域活性化のあり方について学んでもらいます。

JR口羽駅(邑南町)


日本一高い場所にある宇津井駅(邑南町)


銀山街道と江の川

粕淵で迂回して流れる江の川

宿場町・粕淵(美郷町)と尾道まで続く銀山街道

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