【発掘物語2019夏(その5)】発掘調査が予定通り終了しました。

5月から続けてきた発掘調査が終了しました。
本日は、学内の専門の先生方、島根県教育委員会、松江市教育委員会の皆様にお越しいただき、現地検討会を開催しました。
土壌サンプルを採取したり、動物の足跡やアカホヤ火山灰を確認したりなどの作業を行って、無事、すべての調査作業を予定通り終了することができました。
採取した縄文時代の土の中には様々な微化石が含まれています。これからそれらを分析することで環境考古学的に貴重な成果が得られることが期待されます。

暑かったけど、毎日ヘトヘト・ドロドロになるまで働き、有意義な調査ができた夏でした。
頑張っていただいた作業員さん、業者さんに改めて感謝申し上げます。

焦痕のある材(縄文時代)

縄文人が遺棄したと推定される礫

現地検討会の様子

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