教養授業「地域博物館へのいざない」で小泉凡先生がご登壇

 本日の教養授業「地域博物館へのいざない」では、小泉八雲記念館館長の小泉凡先生がご登壇され、「小泉八雲からみる日本と世界 ~小泉八雲記念館・旧居への誘い」という演題で講義をされました。

 まず、小泉八雲についての解説、小泉八雲記念館の展示概説とコンセプトについてのお話がありました。小泉八雲記念館の目指す方向性は、以下のようなものがあげられるそうです。

・八雲を知る玄関口として、基本情報に加え、八雲の多面性、未来性(「オープン・マインド」の意義)を発信する。
・来館者(とくに外国人)の増大によって観光振興をになう。
・ハーンワールドのハブシティとして情報発信し、ゆかりの地との情報共有をおこなう。
・年1回の企画展の実施と関連イベントをおこなう。
・地域の矜持になるようなミュージアムをめざす。
・児童・生徒・学生・社会人を対象とした教育の場になる。

 そして、展示活動だけでなく、「スーパーヘルンさん講座」「ゴーストツアー」「小泉八雲朗読のしらべ」など、様々なイベントを活発に開催しておられます。

 聴講者の中には、小泉八雲に興味関心があり、もっと勉強したいと考えている学生もいたようで、講義終了後、小泉凡先生に熱心に質問をしていました。


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