島根県の空襲

湯町基地は、玉湯川河口部の東岸にありました。

湯町基地で亡くなった方々を慰霊する二十五柱忠霊碑(報恩寺境内)

1945(昭和20)年7月28日、島根県で最大規模の空襲が起こりました。
松江市玉湯町にあった八勝園という旅館は、水上飛行機が離発着する海軍湯町基地本部になっていました。正午頃、襲来した米軍機が放った500ポンド爆弾がここに直撃し、食堂で食事中だった兵士25人が死没しました。
同じ頃、松江市玉湯町布志名の山陰線に停まっていた列車が空襲にあい、15人の乗客が亡くなりました。
同日、出雲市斐川町にある海軍大社基地周辺も空襲にあい、3人以上が亡くなりました。山陰線新川鉄橋には、この時の銃撃痕が残されています。

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