第156回アシカル講座「小泉八雲・セツが過ごした明治の松江城下町」を開催しました。

本日午後、第156回アシカル講座「小泉八雲・セツが過ごした明治の松江城下町」を開催しました。この講座は、島根大学の前身校のひとつである島根県尋常師範学校で英語教師を務めた小泉八雲や妻のセツについて学ぶ3回シリーズ、令和7年度アシカル講座第2ステージ「小泉八雲とセツと松江と」の初回です。

今回は、当館の会下和宏館長が講師を務め、八雲やセツが過ごした松江城下町の様子について解説しました。

まず、江戸時代の松江城下町の成り立ち、町の構造、社寺について、八雲の作品「神々の国の首都」「杵築雑記」「狐」「出雲再訪」などを引用しながら解説がありました。

続いて、八雲が来淞した明治時代の松江城下町にあった、松江大橋、船着き場、島根県庁、学校、店舗、八雲旧居などについて、八雲の作品「英語教師の日記から」「日本の庭で」などを引用しながら解説がありました。

八雲は、「日本の庭で」の最後の一節で、古風な松江城下町が、明治の近代化によって「膨張し、変貌し、月並みの町になって」しまうことに対する危惧を記しています。講座の最後に、古き良き日本の面影が残る松江の自然・歴史・伝統・町並みとの調和を保ちつつ、地域の発展を考えていく必要があることが述べられ、締め括りとなりました。

※次回と次々回のアシカル講座は、すでに定員に達しましたので、お申し込みを締め切らせていただきました。ご理解の程、よろしくお願い致します。

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