令和8年度島根大学総合博物館アシカル企画展「いにしえの金属加工 ~弥生時代・島根の鉄器文化」【11/2-12/28】関連コラム
弥生時代、朝鮮半島から九州北部に鉄器が伝わった後、本州や四国にも広まっていきました。
車も馬もない弥生時代は、舟と人の脚によって鉄をはじめとしたモノが各地に運ばれました。こうした流通ネットワークによって地域同士の交流が深まり、次の古墳時代社会へと移っていきました。
1 弥生前期~中期前葉(~紀元前3世紀頃)
九州北部に近い山口県西部に多く分布していますが、日本海沿岸や瀬戸内海沿岸にも散見されます。
2 弥生中期中葉(紀元前2世紀頃)
瀬戸内海沿岸で分布の増加がみられます。
3 弥生中期後葉(紀元前1世紀頃)
山陰中央部、岡山県北部・南部、四国沿岸部、近畿中部で分布の増加がみられます。
4 弥生後期前葉(紀元1世紀前葉~中葉頃)
鳥取県西部(伯耆)、播磨・摂津(兵庫県南部・大阪府北部)で、分布が少しまばらになっています。
5 弥生後期中葉(紀元1世紀後葉~2世紀中葉頃)
広島県南部(安芸南部)で分布が少し増加しています。
6 弥生後期後葉(紀元2世紀中葉~後葉頃)
各地で分布が密になります。特に、鳥取県西部(伯耆)、山陽南部、淡路島、近畿中部で分布の増加がみられます。
7 弥生終末期(紀元3世紀前半頃)
引き続き、各地に分布しています。特に、山口県東部(周防)で増加がみられます。
弥生時代 全時期
日本海・瀬戸内海沿岸のほか、内陸部では、鉄道が敷かれるような河川沿いに多く分布していることが分かります。
注
・実年代は諸説あります。
参考文献








コメント
コメントを投稿