弥生時代の鉄器~アシカル企画展II「東アジアと出雲」【2/26-4/11】

現在開催中のアシカル企画展II「東アジアと出雲」では、貴重な弥生時代中期の袋状鉄斧(出雲市杉沢II遺跡出雲市所蔵)を展示しています。
弥生時代の日本列島では、鉄鉱石を製錬して鉄を作る技術がなかったと考えられています。したがって、日本列島から出土する弥生時代の鉄器の大半は、朝鮮半島南部から運ばれてきたとみられています。
鉄器が出土した遺跡の分布(弥生時代中期・紀元前2~1世紀頃)
鉄器が出土した集落遺跡の分布(弥生時代中期・紀元前2~1世紀頃)

アシカル企画展II「東アジアと出雲」
会  期:2020.2.26(水)~4.11(土)
     ※新型コロナウィルス対策のため、4/3(金)までの展示とさせていただきます。
開館日時:平日・土曜日 10:00-17:00
休 館 日:日曜日・祝日・臨時休館日(3/12(木):入試のため)
会  場:島根大学総合博物館アシカル展示室
     (松江市西川津町1060・島根大学生物資源科学部3号館1F)
※入館無料
※関連記事
 ・弥生時代の鏡(2020.3.23)
 ・朝鮮半島からもたらされた土器(2020.3.24)

コメント