2019年3月31日日曜日

平成30年度の業務が終了

 本日で平成30年度の業務が終了しました。
 総合博物館本館は、昨年6月5日に開館し、昨日までで12,152人の展示室入館者数をカウントしました。
 おかげ様で予想以上に多くの皆様をお迎えすることができました。どうもありがとうございました。
 しかし、来年度が勝負の年になります。引き続きよろしくお願い致します。

2019年3月30日土曜日

千手院と田原神社(春日神社)の 枝垂れ桜が満開

 島根大学旧奥谷宿舎(総合博物館分館)の近くにある 千手院と田原神社(春日神社)の 枝垂れ桜が満開でした。この土日が一番見頃かと思います。
 お花見のついでに島根大学旧奥谷宿舎(総合博物館分館)にもぜひお立ち寄り下さい。「佐陀ハウスギャラリー 堀晄 絵画・彫刻・陶芸・考古資料展 」は、明日まで開催中です。
石橋町千手院の枝垂れ桜

奥谷町田原神社の枝垂れ桜

奥谷町田原神社の枝垂れ桜

2019年3月27日水曜日

旧ボイラー室が解体され更地に。

兵どもが夢の跡・・・
 先月から行われていた旧ボイラー室の解体工事が終了し、更地になっています。建物がなくなると、結構広々としています。
 写真の左側から総合理工学部2号館、温室、旧ミュージアム本館(手前)、正面奥が生物資源科学部1号館、その右側が生物資源科学部2号館、一番右側が生物資源科学部3号館になります。生物資源科学部3号館内に総合博物館があります。
 旧ミュージアム本館もまもなく取り壊される予定です・・・。
 今しか見られない光景です。

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2019年3月26日火曜日

旧制松江高等学校で使用されていたドイツ製光学顕微鏡をご寄贈いただきました。

 本日、本学名誉教授の西上一義先生から、かつて旧制松江高等学校(島根大学前身校)で使用されていたドイツ製光学顕微鏡をご寄贈いただきました。
 この顕微鏡は、 旧制松江高等学校の動物学・植物学実習で使用された約40台のうち、現在まで保存されてきた貴重な1台です。
 1949年からは、島根大学文理学部・生物学専攻の学生も使用しました。
 本日は、恐縮なことに、西上一義先生と本学名誉教授の石野眞先生が、わざわざご来館され、この貴重な資料をお持ちいただきました。また、顕微鏡の操作方法などもご教示いただきました。誠にありがとうございました。

ドイツ エルンスト・ライツ (Ernst Leitz)社製 1920年代
収納木箱、対物レンズ、接眼レンズなどもセットで保存されています。

”ERNST LEITZ WETZLAR”の刻印
ライカ社の前身であるエルンスト・ライツ (Ernst Leitz) 社は、ドイツのウェツラー (Wetzlar) にありました。

旧制松江高等学校の生物学実習風景
(動物学・柳井教授と植物学・田辺教授と生徒、昭和初年)
写真の中で学生が使用している顕微鏡の一つが今回ご寄贈いただいたものと思われます。
この顕微鏡は、本館展示室で常設展示しています。ぜひ、ご見学ください。 

2019年3月25日月曜日

【本日の団体見学】頓原公民館の児童・生徒の皆様

 本日は、飯南町の頓原公民館から児童・生徒が博物館に見学に来られました。
 子供たちは、化石や骨格標本に関心をもって見ていたほか、特に水槽展示にくぎ付けになっている様子でした。どうもありがとうございました。



2019年3月23日土曜日

第110回島根大学総合博物館市民講座「弥生時代の出雲と吉備の交流」を開催しました。

 本日午後、第110回島根大学総合博物館市民講座「弥生時代の出雲と吉備の交流」を開催しました。この講座は、平成30年度島根大学総合博物館市民講座第2ステージ「古代出雲と諸地域の交流を探る」 の最終回です。
 今回は、石田爲成先生(岡山県教育委員会)が講師を務め、弥生時代の墳丘墓や土器の動きからうかがえる出雲と吉備の交流について解説されました。
  まず、弥生時代中期末(約2000年前頃)の交流については、「塩町式土器」と呼ばれる弥生土器の動きからうかがえるようです。備後北部を中心に分布する「塩町式土器」は、石見や出雲にも運ばれているようで、人の動きがあったことがうかがえます。この頃、備後北部や出雲で出現する「四隅突出型墳丘墓」は、この「塩町式土器」の伝播と軌を一にしているようです。
 つづく弥生時代後期後半(2世紀後半頃)になると、吉備南部の楯築墳丘墓と出雲の西谷3号墓の間に埋葬施設や副葬品などの共通性がみられるようになります。また、西谷3号墓で見つかった特殊器台・特殊壺と呼ばれる土器は、吉備から伝わってきたもののようです。
 最後の弥生時代後期末から古墳時代初頭(3世紀頃)の交流としては、吉備において山陰系土器が数多く出土していることからうかがえます。この頃、山陰から多くの人が吉備にやって来ていたようです。
 講演後は、「土器が伝わるのは土器そのものが交易品だったのか?」「四隅突出型墳丘墓が最初に生まれた地域は、備後北部か?出雲か?」といった質問がなされ、議論を深めることができました。
 平成20年6月から始めた当館の市民講座も110回目が終了し、今回が”平成最後”の講座となりました。来年度、年号が変わってからも、引き続き本学の様々な学術成果を中心にして市民の皆様に発信していきたいと考えております。今後ともよろしくお願い致します。

2019年3月16日土曜日

第109回島根大学総合博物館市民講座「古代製鉄からみた出雲と吉備」を開催しました。

 本日は、第109回島根大学総合博物館市民講座「古代製鉄からみた出雲と吉備」を開催しました。この講座は、平成30年度島根大学総合博物館市民講座第2ステージ「古代出雲と諸地域の交流を探る」 の第3弾です。
 今回の講師は、角田徳幸先生(島根県教育委員会・島根大学嘱託講師)が務め、古代における出雲と吉備の製鉄について解説しました。
 日本列島で最古に位置付けられる製鉄炉として確実な事例は、6世紀後半の千引カナクロ谷遺跡(岡山県総社市があげられます。ここでは、鉄鉱石を原料に製錬を行った製鉄炉が見つかっています。こうした製鉄技術は、三国時代の沙村遺跡(韓国慶尚南道)などの事例からみて、朝鮮半島から伝わってきたようです。
 吉備では、191基もの古代製鉄炉跡が見つかっていて、中国地方のなかでも集中的に製鉄が営まれていたようです。しかし、高品位の鉄鉱石は次第に枯渇していったため、鉄生産が衰退していきます。
 これに替わって、古代末から中世以降、砂鉄を原料とした製鉄が盛んになっていくのが、山陰側の出雲や石見地域です。これは良質な砂鉄が、この地域で大量にとれるためです。製鉄炉やその地下構造が大型化・複雑化されるなどの改良が加えられ、近世たたら吹製鉄へと展開していくのです。
 講座では、参加者の皆様から、「なぜ製鉄技術が最初に吉備に伝わったのか?」「砂鉄にも種類があるが、製鉄炉の構造に違いがあるのか?」など、活発な質問が寄せられ、製鉄についての関心の高さがうかがえました。
次回は、3月23日(土)、第110回市民講座「弥生時代の出雲と吉備の交流」です。多くの御参加をお待ちしております。

第110回島根大学総合博物館市民講座「弥生時代の出雲と吉備の交流」のご案内【3/23】

 平成30年度島根大学総合博物館市民講座第2ステージ「古代出雲と諸地域の交流を探る」まつえ市民大学連携講座)の最終回です。平成最後の島根大学総合博物館市民講座となります。
 今回は、弥生墳丘墓からみた出雲と吉備との交流についてのお話です。
 どなたでもご予約なしで聴講できます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

主 催:島根大学総合博物館・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共 催:まつえ市民大学
対 象:市民一般・高校生
講 師:石田爲成(岡山県教育委員会)
日 時:平成31年3月23日(土) 13:00~14:30
会 場:島根大学生涯教育推進センターICT推進室
(松江市西川津町1060 島根大学生物資源科学部3号館1階・総合博物館隣)
    ※アクセス≫
その他:
・参加費無料
・申込み不要
会場横にある島根大学総合博物館、開館中です! ⇒ 考古資料の展示も充実しています!

2019年3月14日木曜日

第109回島根大学総合博物館市民講座「古代製鉄からみた出雲と吉備」のご案内【3/16】

 平成30年度島根大学総合博物館市民講座第2ステージ「古代出雲と諸地域の交流を探る」まつえ市民大学連携講座)の第3回です。
 今回は、古代の吉備や出雲で行われていた製鉄についてのお話です。 どなたでもご予約なしで聴講できます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

主 催:島根大学総合博物館・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共 催:まつえ市民大学
対 象:市民一般・高校生
講 師:角田徳幸(島根県教育委員会・島根大学嘱託講師)
日 時:平成31年3月16日(土) 13:00~14:30
会 場:島根大学生涯教育推進センターICT推進室
(松江市西川津町1060 島根大学生物資源科学部3号館1階・総合博物館隣)
    ※アクセス≫
その他:
・参加費無料
・申込み不要
会場横にある島根大学総合博物館、開館中です! ⇒ 考古資料の展示も充実しています!

2019年3月10日日曜日

臨時休館のお知らせ【3/12(火)】

 入試のため、下記の日は本館を臨時休館させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程、よろしくお願い致します。

 ◆2019(平成31)年3月12日(火)

2019年3月9日土曜日

第108回島根大学総合博物館市民講座「出雲に来た渤海人」を開催しました。

 本日は、第108回島根大学総合博物館市民講座「出雲に来た渤海人」を開催しました。この講座は、平成30年度島根大学総合博物館市民講座第2ステージ「古代出雲と諸地域の交流を探る」 の第2弾です。
 今回の講師は、大日方克己先生(島根大学法文学部教授)が務め、平安時代に出雲に訪れた渤海使について解説しました。
 渤海とは、8世紀から926年にかけて、現中国東北部・朝鮮半島北部・現ロシア沿海地方一帯にあった国です。727年から919年の約200年間に34回の渤海使が日本に派遣されています。8世紀には日本海北回りルートで出羽から北陸に来ていましたが、9世紀には朝鮮半島東岸を南下する航路を通じて山陰から北陸に訪れるようになりました。渤海からもたらされた代表的な交易品としては、ソグド人が関わっていた北東アジア・内陸アジア特産の黒貂(クロテン)の毛皮があります。意外ですが、これらは高級毛皮コートとして、日本の平安貴族が着用していたようです。
 渤海使のなかで、弘仁5(814)年、出雲に来着した王孝廉一行は、入京したあと、翌年の5月に出雲から出航、帰国の途につきます。この頃に、王孝廉が出雲で作ったと思われる漢詩が残されています。
 しかし、王孝廉らが乗った帰国の船は、途中で遭難してしまい、越前に漂着します。残念ながら、王孝廉はここで疱瘡のために亡くなりました。ところで、王孝廉の死を悼んで空海が読んだ詩が残されています。どうやら空海は、804年に遣唐使として唐に渡っていた際に、渤海から朝貢で唐に来ていた王孝廉と一度出会っていたようなのです。
 このように渤海の活動は、日本との関係だけではなく、当時の国際的な人・モノ・情報のネットワークと深く関わっていたことがうかがえます。そのネットワークの末端に出雲の地も連なっていたのです。
次回は、3月16日(土)、第109回「古代製鉄からみた出雲と吉備」です。ご期待ください。

青空の島根大学

 総合理工学部3号館の横を通りかかったら、青空に向かって、長いクレーンが伸びているのを見かけました。
 何やら機械を屋上に設置する作業のようでした。

2019年3月8日金曜日

「佐陀ハウスギャラリー 堀晄 絵画・彫刻・陶芸・考古資料展」好評開催中!

 ただいま島根大学旧奥谷宿舎では、オリエント考古学者・堀晄先生の個展、「佐陀ハウスギャラリー 堀晄 絵画・彫刻・陶芸・考古資料展」【3/2-31・土日祝日のみ 10:00-17:00】、好評開催中です!
 世界各地を調査されてきた先生らしく、無錫やサマルカンド、ハイデルベルクの路地の絵やガンダーラ風の彫刻など、たくさんの作品が展示されています。
 私は、台湾の九份を思わせる架空の町の絵が好きです。



生物資源科学部3号館のシナミザクラが開花

 島根大学総合博物館が入居させていただいている生物資源科学部3号館の北隣にあるシナミザクラが開花していました。今年は少し早いでしょうか。一目につかない場所にあるので、毎年、特別感があります。
 本日は前期日程入試の合格発表もされていました。
 春の訪れ を感じます。
一昨年の様子(2017.3.24)

2019年3月5日火曜日

第108回島根大学総合博物館市民講座「出雲に来た渤海人」のご案内【3/9】

 平成30年度島根大学総合博物館市民講座第2ステージ「古代出雲と諸地域の交流を探る」まつえ市民大学連携講座)の第2回です。
 今回は、平安時代、出雲にやって来た「渤海使」についてのお話です。
 どなたでもご予約なしで聴講できます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

主 催:島根大学総合博物館・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共 催:まつえ市民大学
対 象:市民一般・高校生
講 師:大日方克己(島根大学法文学部教授)
日 時:平成31年3月9日(土) 13:00~14:30
会 場:島根大学生涯教育推進センターICT推進室
(松江市西川津町1060 島根大学生物資源科学部3号館1階・総合博物館隣)
    ※アクセス≫
その他:
・参加費無料
・申込み不要
会場横にある島根大学総合博物館、開館中です! ⇒ 考古資料の展示も充実しています!