2015年5月30日土曜日

第78回島根大学ミュージアム市民講座「人の暮らしに近い山、三瓶山」を開催しました。


 本日、第78回島根大学ミュージアム市民講座「人の暮らしに近い山、三瓶山」(まつえ市民大学連携講座)を開催しました。この講座は、平成27年度島根大学ミュージアム市民講座第1ステージ「山と川をめぐる自然史と文化史」の第1弾です。

 今回の講師は、中村唯史先生(三瓶自然館学芸員・島根大学嘱託講師)で、内容は、島根県を代表する山である三瓶山と人との関わりについてでした。

 はじめに火山としての三瓶山の歴史について説明がありました。三瓶山は、約10万年前に形成され、約4000年前までの間に7回の活動期があったことが分かっています。三瓶山から約20km離れた大田市街地では、約7万年前の三瓶山の火山灰が10m以上の厚さで堆積しており、過去に大きな噴火があったことが実感できます。三瓶山は、かつては休火山と呼ばれていましたが、現在では定義が変わって、Cランクの活火山に含まれています。三瓶山もいつ噴火するか分からない火山であることが改めて感じられました。

 江戸時代には、山麓で牛の放牧が始まり、草原の景観が広がりました。また、明治時代から戦前までは、陸軍の演習地として使用されました。戦後は、国立公園に指定され、島根県を代表する観光地となっています。このように人の手が長期にわたって加えられ草原が維持されてきたおかげで、他地域ではほとんど見られなくなった草原性の希少植物の宝庫となっています。

 講演後、聴講者からは、多くの質問がなされました。また、東日本大震災以後、御嶽山や箱根山、口永良部島などのように、火山活動が活発化していることから、活火山としての三瓶山の話について特に熱心に耳を傾けておられました。

 はからずもこの日の夜、小笠原諸島西方沖で、M8.5の地震が発生しました。身近にある活火山の歴史を知ることで、今後の防災意識の向上にもつなげてもらえれば幸いです。

2015年5月12日火曜日

第78回島根大学ミュージアム市民講座「人の暮らしに近い山、三瓶山」(まつえ市民大学連携講座)

 平成27年度島根大学ミュージアム市民講座第1ステージ「山と川をめぐる自然史と文化史」の第1弾です。
 今回は、国引き神話に登場する山としても有名な「三瓶山」と人との関わりの歴史について学びます。
 三瓶山は、約10万年前から約4000年前までの間に7回の活動期があったことが知られている活火山です。江戸時代からは、山麓で牧畜がおこなわれ、広大な草原が広がる景観となりました。1963年には国立公園に指定され、観光地として、豊かな自然が維持されています。
 講座では、人の手が加えられてきた、こうした三瓶山の自然と人間活動の変遷について解説してもらいます。

主催 島根大学ミュージアム
講師 中村唯史(三瓶自然館学芸員・島根大学嘱託講師)
日時:平成27530日(土) 13001430
   201202研修室
対象 市民一般、高校生
その他 
 ・参加費無料
 ・申込み不要
 ・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引になります。


2015年5月9日土曜日

広島フラワーフェスティバル・島根大ブースに2200名が来場

広島フラワーフェスティバルに出展した島根大のブースに2200名の来場があったそうです。
ミュージアムも遺跡紹介のパネルで少し協力しました。古代出雲クイズにも1260名挑戦されたとのことでした。

フラワーフェスティバル全日程が終了しました。三日間を通して沢山の方々にお越しいただき、島根大学に興味を持っていただけたのではと思っております。ボランティアの学生さん達にはとても頑張っていただき、特に4大学合同企画のスタンプラリーは大成功だったのではないでしょうか。
Posted by 島根大学 on 2015年5月5日