2011年12月28日水曜日

企画展終了しました。本年もありがとうございました。

企画展「旧制松江高校出身『永井隆博士』没後60年企画展~己の如く人を愛せよ~」が本日で終了しました。たくさんのご来館ありがとうござました。

本日は仕事納めの日でもありました。例年のように仕事に追われた、あっという間の1年でした。本年もミュージアムの活動をお支えいただき、ありがとうございました。

業務終了後、サテライトミュージアム(島根大学旧奥谷宿舎)近くにある「きがるそば」にて、年越し蕎麦のつもりで、鴨南蛮をいただきました。残念ながら鴨セイロは既に売り切れていましたが、 鴨南蛮も体が温まり、疲れがとれて、とてもおいしかったです。
今年1年は、日本や世界にとって本当に激動の年で、世間では”絆”の大切さが再認識されました。来年は、大学と地域・学生とのリレーションシップを一層大切にしたミュージアム活動を展開していきたいと思います。

それでは良いお年をお迎えください。

*年末年始は、ミュージアム本館、サテライトミュージアムとも12/29~1/3休館しております。よろしくお願いいたします。

2011年12月14日水曜日

本日の団体客(出雲農林高校)

本日は、出雲農林高校生徒・先生22名の皆さんがミュージアムの団体見学をされました。

アフリカの類人猿化石やオキウマ、パレオパラドキシアなど、興味深そうに見学しておられました。

2011年12月12日月曜日

永井隆博士が松江高校時代の恩師にあてた直筆ハガキを展示中(~12/28)


現在、島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高等学校外国人宿舎)で開催中の企画展「旧制松江高校出身『永井隆博士』没後60年企画展~己の如く人を愛せよ~」では、本学OBで『長崎の鐘』著書として有名な永井隆博士が恩師にあてた直筆ハガキ(雲南市永井隆記念館所蔵)を特別展示しています。

このハガキは、永井隆博士が、長崎の病床から旧制松江高校(島根大学前身校)時代の恩師である松原武夫先生に宛てたもので、このたび新たに発見されました。


「クリスマスおめでとうございます。・・・・高校時代先生からはじめてキリストに就いてお話を承り、まことの信仰に入りましたことは・・・・・」(昭和22年12月)
文面をみると、永井隆博士が、松江高校時代にクリスチャンだった松原先生の影響で、既にキリスト教を信仰していたことが分かります。

今まで、永井隆博士がなぜ、松江から長崎医大に進学したのかについては謎で、当時の親友も不思議がっていたほどです。
このハガキから推察すると、キリスト教が盛んな長崎に対する憧憬が理由だったのかもしれません。

今回発見されたハガキは、永井隆研究において重要な位置を占める資料といえます。
このたびの企画展では、雲南市永井隆記念館の御好意で特別に、この貴重資料の展示許可をいただきました。改めて感謝申し上げます。

このほか、島根大学附属図書館所蔵の永井隆寄贈図書(「贈呈 母校図書館 昭和3年卒業 永井隆」と自筆で書かれています)なども展示されています。

この展示会は、クリスマスを挟んで、年末の12/28まで開催中です。博士の人生を通して、あらためて平和の尊さや家族の”絆”について考えていただければ幸いです。

第42回島根大学ミュージアム市民講座「考古学からみた国郡制の成立と出雲国の形成」

7世紀から8世紀にかけての古代国家の成立期には、国や郡という行政区画がありました。
今回のお話は、考古学の成果からみたこうした古代国家制度の実態について解説していただきます。

講師:大橋泰夫(島根大学法文学部教授・島根大学ミュージアム兼任研究員)
日時:平成24年1月28日(土) 午後1:00~2:30
場所:松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 201・202研修室
その他:
・参加申込み不要
・参加費無料

・受講者は、スティックビル駐車場料金が無料になります。


2011年12月10日土曜日

第41回島根大学ミュージアム市民講座「古代出雲の鉄・鉄器生産」を開催。

本日は、第41回島根大学ミュージアム市民講座「古代出雲の鉄・鉄器生産」を開催しました。



今回の講師は、永年、山陰地域をフィールドにして、鉄生産の調査研究に取り組んでおられる角田徳幸先生(島根県古代文化センター専門研究員・島根大学萌芽研究プロジェクトメンバー)でした。

古代出雲を語るうえで、鉄の生産は、欠かすことができません。

お話では、弥生時代中期後葉(紀元前1世紀ころ)から奈良時代(8世紀)までの山陰における鉄・鉄器生産の変遷について、具体的な発掘調査事例をもとに、分かりやすく解説していただきました。

山陰では、5世紀ころまでは、朝鮮から鉄鉱石系の鉄素材を運んできて、それを加工して鉄器を生産していたようです。しかし、6世紀以降になると地元でとれる砂鉄から自前で鉄を生産するようになります。

やがて平安時代後半から江戸時代になると、技術が進歩し、出雲や石見地域は、全国的に第一の鉄生産地域になります。

神話などのイメージが先行して語られがちな古代出雲の鉄ですが、今回は、発掘調査成果によって実証的に積み上げられた基礎データをもとに、鉄生産の歴史について具体的に学ぶことができ、意義のある講座となりました。

2011年12月6日火曜日

ミュージアム企画展「旧制松江高校出身『永井隆博士』没後60年企画展~己の如く人を愛せよ~」好評開催中

昨日(12/5)から、ミュージアム企画展「旧制松江高校出身『永井隆博士』没後60年企画展~己の如く人を愛せよ~」を開催中です。

今年は、自ら被爆しながらも献身的に救護活動にあたり、世界で初めての原爆記録でもある『長崎の鐘』などの著書を通じて、平和を訴えた永井隆博士(旧制松江高校出身)の没後60年にあたります。敬虔なキリスト教徒であった博士にちなみ、クリスマスの12月に開催しました。

会場は、博士がドイツ語を習ったプラーゲ博士カルシュ博士が暮らした島根大学旧奥谷宿舎です。

今年は、大変な震災もあり、家族や地域との絆の大切さを再認識させられた年でした。家族や友人、母校、郷土との絆を大切にした博士の人生を、現在の我々がいま一度学ぶことは、非常に意義深く、これからの世の中を考えていくうえでも重要なヒントが得られることと思います。

ぜひ、ご来館をお待ちしております。

*本日は、共同通信、朝日新聞日本海テレビの取材がありました。

会期:平成23年12月5日(月)~12月28日(水) 10:00~17:00 (会期中は休館なし)

会場:島根大学旧奥谷宿舎(サテライトミュージアム)