2012年1月29日日曜日

第43回島根大学ミュージアム市民講座「出雲風土記抄を読む-岸崎佐久次の古代出雲-」


今年は『古事記』編さん1300年の年で、全国から「古代出雲」に関心が向けられています。
江戸時代にも、いち早く「古代出雲」に目を向けた人がいました。松江藩士・岸崎佐久次は、それまで一般には知られていなかった『出雲国風土記』の研究をおこない、注釈書『出雲風土記抄』を著しました。
今回のお話は、この『出雲風土記抄』を読みながら、江戸時代の人がみた「古代出雲」観について考えます。


講師:大日方克己(島根大学法文学部教授)
日時:平成24年2月18日(土) 午後1:00~2:30
場所:松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 201・202研修室
その他:
・参加申込み不要
・参加費無料
・受講者は、スティックビル駐車場料金が無料になります。


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2012年1月28日土曜日

博物館実習・事後指導

本日は、総合理工学部学生が受講した学外博物館での博物館実習(館務実習)の事後指導をおこないました。

実習をふりかえって、どのようなことを学ぶことができたのか、良かった点、悪かった点を総括し、レポートを作成してもらいました。

実習をしていただいた、奥出雲多根自然博物館モニュメントミュージアム来待ストーン和鋼博物館様には、お忙しいなか、丁寧に御指導いただき、まことにありがとうございました。

第42回島根大学ミュージアム市民講座「考古学からみた国郡制の成立と出雲国の形成」を開催。

本日午後は、古代出雲連続講座の第4弾、第42回島根大学ミュージアム市民講座「考古学からみた国郡制の成立と出雲国の形成」を開催しました。

本日の講師は、古代の考古学をご専門にされている島根大学法文学部教授の大橋泰夫先生でした。

お話ではまず、7世紀後半から8世紀にかけて、律令国家が成立していくなかでの全国的な郡家(ぐうけ・郡の役所)や国府(国の役所)の状況について解説されました。

全国の国府のなかでも出雲国府は、永年の遺跡発掘によって、比較的、細かいところまでよく解明されているようです。八雲立つ風土記の丘資料館では、8世紀の国府の全体状況を復元した模型があります。これは、これまでの学術調査成果に基づいたもので、ここまで具体的に解明されているのは、全国的にも珍しいようです。

また、近年、雲南市大東町で発見された郡垣遺跡(こおりがきいせき)では、大原郡の郡家跡である可能性が高い建物跡が見つかりました。この建物跡は、『出雲国風土記』に書かれた、大原郡の郡家が、雲南市木次町に移転する前のものであるようです。

こうした郡家の移転については、律令体制が次第に整備されていく出雲国全体の枠組み・動向のなかで、評価する必要があるようです。

古代の国や郡を具体的に究明していくうえで、『出雲国風土記』のような文字資料が残されている出雲地域は、全国的にも注目されているフィールドです。さらに、いろいろな発掘調査の進展によって、近年、この時代の研究もこれまでの通説が塗り替えられています。これからも古代出雲の研究成果に期待していきたいと思います。

2012年1月27日金曜日

博物館学実習(学内実習)

本日は、学芸員を目指す法文学部学生向けの「博物館学実習(学内実習)」で、陶磁器のテグスによる展示、掛軸の展示などをおこないました。

陶磁器のテグスによる固定作業は、苦労していましたが、みんな上手くできたと思います。

この学内実習授業では、野外測量、考古資料の実測図作成、ロッドリングペンによるトレース作業、土器の拓本、化石のクリーニング、PCによるデータベース登録、写真撮影、資料の梱包作業、巻物の扱いなど、様々な博物館資料の扱い方をひと通り学んでもらっています。

来年は、学外の博物館での館務実習が待っています。ここで学んだことを基礎にして、頑張ってほしいと思います。

2012年1月12日木曜日

「島根大学標本資料類データベース」を公開

このたび島根大学ミュージアムでは、平成23年度重点プロジェクト経費(教育改革推進経費)によって製作した、「島根大学標本資料類データベース」を公開しました。

このデータベースは、総合大学である島根大学が明治時代以来の教育研究によって収集してきた, さまざまな分野の標本資料類を収載しています。

従来の資料データベースは、それぞれの学問分野に専門特化して、個別的に公開されてきましたが、本データベースは、さまざまな分野の標本資料を横断的・総合的に検索・閲覧できることを特徴としています。こうしたデータベース公開によって、これまでの教育研究によって蓄積されてきた膨大なモノに関する学術情報を、これからの様々な教育研究に再利用していくことが可能になります。

現在、学内に所蔵されている3200件以上の資料を登録・公開していますが、今後、随時、追加登録作業をすすめていく予定です。

・「島根大学標本資料類データベース」のURLはこちら≫http://museum-database.shimane-u.ac.jp/specimen/

2012年1月4日水曜日

新年明けましておめでとうございます

ミュージアム本館は、本日から開館しております。
本年も、引き続き、島根大学ミュージアムをよろしくお願い致します。

島根大学は、「地域貢献によって地域から支えられる大学に」をキャッチフレーズに大学運営がなされています。この理念を具体的に実現すべく、今年も島根大学ミュージアムは頑張っていきます!!