2013年7月25日木曜日

川津小学校の児童からお礼の手紙

6/25、川津小学校の3年生の児童30名が、大学探検の一環でミュージアム見学しました。

その時の御礼の手紙が届きました。

「ミュージアムでは、化石ひょうほん、はくせいなど見せてくれて、ありがとうございました。」
「ミュージアムでは、がいこつがいて、とてもこわかったです。でも、べんきょうになりました。」
「馬のほねを見れてうれしかったです。」
「いろいろな化石があってすごいなと思いました。島根大学に行って、べんきょうしたいです。」

来年もぜひ、見学に来てもらえればと思います。

2013年7月22日月曜日

第59回ミュージアム講座「山陰の地で過去の津波の痕跡を探る」

下記の通り、ミュージアム講座を開催いたします。
御参加をお待ちしております。


第59回ミュージアム講座「山陰の地で過去の津波の痕跡を探る」

近年の調査成果で、山陰地域においても過去に大きな津波の押し寄せたことを否定できない証拠が見つかってきました。今回は、津波の痕跡を探す調査とその最新の成果を紹介します。

講師:酒井哲弥(島根大学総合理工学研究科准教授・島根大学ミュージアム兼任研究員)
日時:平成25年8月10日(土) 午後1:00~2:30
場所:松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 201・202研修室
対象:どなたでも参加いただけます。
申込み:島根大学生涯教育推進センターのHPから≫http://www.ercll.shimane-u.ac.jp/course/open_lecture/25/001009.html (当日参加も可能です)
 その他:
・参加費無料
・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引となります。
 

2013年7月20日土曜日

第58回ミュージアム講座「島根県の化石探訪」を開催

本日は、第58回ミュージアム講座「島根県の化石探訪」を開催しました。

講師は、入月俊明先生(島根大学総合理工学研究科教授・島根大学ミュージアム兼任研究員)で、内容は、島根県の化石にはどのようなものがあるのかということについて、地球全体の生物の歴史のなかで位置付けられたお話でした。

島根県では、吉賀町の六日市で古生代ペルム紀の放散虫化石や中生代ジュラ紀のアンモナイト化石が産出します。

新生代の約2000万年前になると、松江市の古浦層からタニシの化石などが出土します。このことから、当時、島根県のあたりは湖であったと考えられています。

1700~1500万年前になると、浜田市唐鐘層などからビカリアなど熱帯に生息する貝が出土します。このことから、当時の島根県は海が進入して日本海が拡大した時代で、沖縄なみに暖かかったと考えられています。

つづく1400~1300万年前では、松江市の布志名層からクジラやアザラシなどの化石が見つかっています。また、ミジンコなど、大変小さな化石も産出します。この時期の松江市宍道町のあたりの環境は、水深50m程度の静かな泥の海だったようです。

以上のように、化石の様相によって、それぞれの時代の環境を知ることができるわけです。

講義のなかでは、受講者が、実際にいろいろな化石を手に取って観察する時間もありました。貴重な標本を、興味深く観察しておられました。

本日の講座は、5億年以上も前から始まるスケールの大きな話でしたが、大変分かりやすい解説で、本物の化石にも触ることができた、楽しい内容となりました。


*入月先生の講演は、下記でも予定されていますので、ご案内いたします。

平成25年度市史講座「出雲地方の地質と化石」
8月17日(土) 14:00〜16:00 
松江市総合文化センター 2階大会議室

*講座で紹介されたクジラ化石やアユ化石は、現在、島根大学旧奥谷宿舎(サテライトミュージアム)で展示中です。ぜひ、ご見学ください。
 

2013年7月13日土曜日

博物館実習事前指導で松江市鹿島町の博物館を見学

本日は、法文学部学生向けの「博物館実習事前指導」を行いました。
その一環で、大学からすぐ近くにある松江市鹿島町の島根原子力館松江市鹿島歴史民俗資料館を見学しました。
島根原子力館
松江市鹿島歴史民俗資料館
佐太神社
鹿島歴史民俗資料館は、町内の遺跡から出土した貴重な考古資料やユネスコ無形文化遺産・佐陀神能の資料、魯迅の親友だった島根大学の増田渉教授の資料などが展示してあります。コンパクトですが、地域に根差した特色ある展示として定評がある資料館です。

 
最後に、資料館隣りの出雲国二之宮・佐太神社に参拝し、夏休みに予定されている博物館実習(学外館務実習)が上手くいくことを祈念しました。

2013年7月12日金曜日

島根大学ミュージアム特別講座in広島「出雲文化へのいざない~弥生青銅器・たたら・出雲国風土記~」



 島根大学が平成26年3月9日(日)に開催する「古代出雲文化フォーラムⅡ」のプレ企画として、下記の島根大学ミュージアム特別講座を企画しております。
 広島方面の方で「出雲文化」に関心がある方、ご参加をお待ちしております。
 

趣旨:
 宍道湖・中海周辺部から中国山地までを含む出雲地域では、先史時代から現代にいたるまで、多様で個性的な文化が展開してきました。
 この連続講座では、弥生時代以降の出雲文化にまつわる様々なトピックのなかから、弥生青銅器、弥生墳丘墓、たたら製鉄、『出雲国風土記』を取り上げて、それぞれの専門研究者が分かりやすく解説します。
 きたる平成26年3月9日開催の「古代出雲文化フォーラムⅡ」へいざなう企画となっております。

「古代出雲文化フォーラムⅡ」の詳細はこちら≫

主催:島根大学・島根大学ミュージアム

会場:広島市まちづくり市民交流プラザ(〒730-0036 広島市中区袋町6-36)

対象:市民一般

定員:60名(当日先着順)

お問合せ:島根大学広島オフィス TEL (082)236-1926

その他:
・参加費無料

第1回 「出雲神話のロマンとたたら」 大庭卓也(島根大学総合理工学研究科教授)
 日時:平成25年10月5日(土) 13:30~14:45
 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室B
 
 出雲神話には、スサノオノミコトが中国山地に降り立ち、その子孫のオオクニヌシが国譲りをすることによって古代日本ができたと書かれています。オオクニヌシの出雲王朝を示すかのように出雲地域には銅鐸や銅剣などが多数見つかっています。鉄器も日本には同時期に入ってきたのではないかと言われ、中国地方はたたら製鉄といわれる、日本で発達した製鉄法が盛んに行われた地でもあります。たたら製鉄の代表として日本刀がありますが、その技術的な根拠は現代の科学そのものです。この講義では序論として出雲神話のロマンとたたら製鉄についてお話します。


第2回 「出雲のたたら製鉄」 角田徳幸(島根県教育庁文化財課企画幹)
 日時:平成25年11月2日(土) 13:30~14:45
 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室B

 中国山地では、砂鉄と木炭を原料とする「たたら製鉄」が盛んに行われていました。江戸時代から明治時代の最盛期には、中国山地の鉄生産量は国内の8~9割を占めるほどであったと言われています。出雲は、その中心地域の一つで、御三家とも呼ばれる有力な鉄山経営者によって、たたらが大規模に経営されていました。出雲のたたらを通して、たたら製鉄の生産内容や地域性についてお話しします。


第3回 「弥生時代の出雲青銅器文化」 松本岩雄(島根県教育庁文化財専門官)
 日時:平成25年11月30日(土) 13:30~14:45
 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室B

 「神々の国」といわれる出雲は『古事記』『日本書紀』などの神話に多く登場するが、背景となる考古資料は少なかった。ところが、1984・85年に出雲市荒神谷遺跡から銅剣358本、銅矛16本、銅鐸6個が出土。1996年には雲南市加茂岩倉遺跡で史上最多となる39個の銅鐸が出土し、弥生時代出雲の重要性が明らかになった。出雲の青銅器の特徴を踏まえて、どのようにもたらされたのか、何故埋められたのかを考え、弥生社会の実像に迫ります。


第4回 「弥生時代の四隅突出型墳丘墓」 會下和宏(島根大学ミュージアム副館長・准教授)
 日時:平成25年12月7日(土) 13:30~14:45
 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ マルチメディアスタジオ

 「四隅突出型墳丘墓」は、平面方形をした墳丘の四隅に突出部を備えた、変わった形をした弥生時代の墓です。日本海沿岸や中国山地の江の川中上流域に分布しています。最大級の「四隅突出型墳丘墓」は、島根県出雲市にある国史跡・西谷3号墓や同9号墓で、約40m以上の墳丘規模を誇っています。「四隅突出型墳丘墓」の分布や副葬品内容をみていきながら、弥生時代後半の山陰や中国山地の社会に迫っていきたいと思います。


第5回 「考古学からみた出雲国風土記」 大橋泰夫(島根大学法文学部教授)
 日時:平成26年1月11日(土) 13:30~14:45
 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室C

 奈良時代の地誌である『出雲国風土記』には、地勢・地名・物産・伝説や国引き神話をはじめとする神話が載るだけでなく、当時の出雲国を統治した国府や郡家(郡役所)、道路なども記載されています。出雲国府をはじめとする考古学的な調査を通して、出雲国が7世紀後半以降に形作られ、在地社会が大きく変容していった様子をみていきたいと思います。


第6回 「中国山地の暮らしと文化-たたら-」 島津邦弘(元中国新聞編集局次長・元比治山大学教授)
 日時:平成26年2月8日(土) 13:30~14:45
 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室C

 明治中期までの中国山地は、たたら製鉄が主要産業であり、多くの人が鉄とともに生きてきました。しかし、高炉製鉄の導入でたたらは衰退し、幾多の困難に直面しました。1960年代以後、中国山地が過疎問題に苦悩するのも、たたら製鉄の衰退と無縁ではありません。たたら製鉄がはぐくんだ文化とはどういうものだったのでしょうか。明治中期から高度経済成長期までの中国山地の変遷をたどり、たたらと今日の暮らしのつながりを探ります。

 
 


2013年7月3日水曜日

【本日の団体客】大社高校むらさきの会

本日は、県立大社高校の保護者会・むらさきの会の皆様20名がご来館されました。
ぜひ、お子様に島根大学への進学を推薦していただければと思います。

2013年7月1日月曜日

慶尚大学校の訪日団が夏期研修

本日は、慶尚大学校の学生20名が夏期研修で島大に訪れました。
ミュージアム教員も、古代出雲の遺跡について、1時間ほど講義をおこないました。

韓国語がまったく話せないため、法文学部の韓国人留学生、カンさんに通訳をしてもらいながら、弥生時代の遺跡や出雲大社について解説しました。

学生たちは熱心に聴講してくれました。明日は、県立古代出雲歴史博物館や出雲大社に見学に行くそうです。今日のレクチャーが少しでも役に立てば幸いです。

それにしても、カンさんの優れた通訳のおかげで何とかきりぬけられた1時間でした。
講義前の様子です。