2019年12月13日金曜日

教養授業「地域博物館へのいざない」で小泉凡先生がご登壇

 当館が開講している教養授業「地域博物館へのいざない」では、本日、小泉八雲記念館館長の小泉凡先生がご登壇されました。
 まず、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がどういう生い立ちや人生を送った人なのかについての説明がありました。ギリシャに生まれ、アイルランド、イギリス、フランス、アメリカ、マルティニーク、日本へと移り住んだ八雲は、多様な文化・価値観を受け入れる「オープン・マインド」を持った人でした。
 小泉八雲記念館では、八雲の「オープン・マインド」の軌跡と意義についてたどる展示が行われています。
 現在、記念館で開催されている企画展「ハーンを慕った二人のアメリカ人~ボナー・フェラーズとエリザベス・ビスランド」では、八雲と親交のあった2人のアメリカ人についての紹介がなされています。ボナー・フェラーズは、「ハーンが私に日本を愛することを教えた」と書き残している人で、あのダグラス・マッカーサーの軍事秘書も務めました。一説では、八雲の影響で親日家となった彼の尽力も手伝って、東京裁判での昭和天皇訴追が回避され、現在の象徴天皇制の実現へとつながったそうです。
 後半は、八雲を現代社会に活かす活動についての紹介がありました。子供塾(スーパーヘルンさん講座)、ゴーストツアー、小泉八雲朗読のしらべ、アートで活かす小泉八雲の精神性など、様々な活動の企画・開催によって、八雲の「オープン・マインド」が現代に活かされていることが分かりました。
 今日の講義を通じて、聴講した学生たちも、国際交流や人と人との出会い・つながりの大切さについて学んでくれたと思います。小泉凡先生におかれましては、お忙しいなか、大変貴重な講義をありがとうございました。先生は、このあと、富山のほうへ八雲関連のお仕事で向かわれるそうです。

2019年12月12日木曜日

第116回島根大学総合博物館アシカル講座「考古学からみた出雲国神門郡・大原郡の官衙遺跡」のご案内【1/25】

今回は、神門郡・大原郡の官衙(役所)にスポットを当てて、最新研究成果を講じていただきます。

主催:島根大学総合博物館アシカル島根大学法文学部山陰研究センター「『出雲国風土記』の学際的研究」プロジェクト・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共催:まつえ市民大学

講師:志賀 崇(雲南市教育委員会・島根大学法文学部山陰研究センター客員研究員)
日時:令和2年1月25日(土) 13:00~14:30

2019年12月11日水曜日

『日本の古生物たち』(笠原出版社)の中で島根大学総合博物館アシカルが紹介

日本各地の古生物を紹介した『日本の古生物たち』(笠原出版社)が出版されました。一般向けの分かりやすい入門書です。
古生物に会える各地の博物館を紹介するコーナーでは、中国地方の博物館として島根大学総合博物館アシカルと鳥取県立博物館が紹介されています。
Amazon≫https://www.amazon.co.jp/日本の古生物たち-土屋-健/dp/477308944X

【本日の団体見学】県立松江農林高校の皆様

本日は、県立松江農林高校の生徒さんたち30名が、島大訪問の一環で総合博物館を見学されました。
特に、動物標本・昆虫標本や水槽の展示を熱心に見学していました。ぜひ、島大に進学して、この方面に進学してください。


2019年12月7日土曜日

第115回 島根大学総合博物館アシカル講座「出雲国風土記と神門郡」を開催しました。

 本日、第115回 島根大学総合博物館アシカル講座「出雲国風土記と神門郡」を開催しました。この講座は、令和元年度島根大学総合博物館アシカル講座第2ステージ「ここまでわかった!!『出雲国風土記』の世界」(まつえ市民大学連携講座)の初回になります。
 今回の講師は、古代史・考古学をご専門にされている平石 充先生(島根県教育委員会・島根大学法文学部山陰研究センター客員研究員)でした。733年に成立した『出雲国風土記』に記載されている出雲市西部の「神門郡」について、文献史学と考古学の両方の視点から解説していただきました。
 まず、神門郡の郡家(郡の役所)がどこにあったのか?についての解説がありました。『出雲国風土記』の記載によれば、郡家は出雲市を流れる神戸川の東側にあるようにも記述されています。しかし、近年の調査研究では、島根大学出雲キャンパス近くにある神戸川西岸の出雲市古志本郷遺跡が有力な郡家遺跡と見なされています。郡家は、時期によって移動することもあるため、その特定には慎重な検討が必要なようです。
 また、『出雲国風土記』神門郡古志郷の記事には、古志国(現在の北陸地域)の人が堤を築いて溜池を造ったとあります。神戸川西岸の丘陵谷部には、いくつかの推定地があるようで、こうした溜池の築造によってこの地域の土地開発がなされていたったようです。
 神戸川東岸にも土地開発の伝承があります。出雲市三田谷I遺跡では、7世紀頃の倉庫群が見つかっていて、この頃、三田谷の灌漑開発が行われたようです。
 講座終了後、会場からは「風土記の編集には統一性がなかったのか?」「なぜ北陸の人が出雲に来ていたのか?」といった多くの質問がなされました。

 次回のアシカル講座は、「考古学からみた出雲国神門郡・大原郡の官衙遺跡」(1/25)です。引き続きよろしくお願い致します。

2019年12月6日金曜日

教養授業「地域博物館へのいざない」で角田徳幸先生がご登壇

 総合博物館が開講している教養授業「地域博物館へのいざない」では、本日、たたら製鉄研究の第一人者である角田徳幸生が「たたら製鉄と関連ミュージアム」という内容で講義されました。
 たたら製鉄の基本的な内容について解説していただきました。島根の歴史のなかで、たたらについての知識は欠かせないものです。また、県内にあるたたら製鉄に関連するミュージアムや史跡についても紹介していだきました。
 初めて知るたたらの世界に学生たちも興味津々の様子で聴講していました。
 お忙しいなか、貴重なお話をいただき、まことにありがとうございました。
 なお、角田徳幸先生は、来年2月29日(土)に松江・くにびきメッセで開催される島根大学主催「古代出雲文化文化フォーラムⅧ~東アジアと出雲~」でもご講演される予定です。こちらの方もよろしくお願い致します。


2019年12月4日水曜日

【本日の団体見学】出雲農林高校、島根県高等学校理科教育協議会の皆様

本日は、出雲農林高校の生徒さん、島根県高等学校理科教育協議会の先生方の2つの団体見学がありました。
島根県高等学校理科教育協議会は高校理科の先生方の団体で、化石や岩石、動物標本などを熱心に見学されていました。今後、学校の課外授業などでもご活用いただけると幸いです。

2019年12月2日月曜日

【本日の団体見学】法文学部歴史と考古コース

 本日は、法文学部歴史と考古コースの授業で博物館見学がありました。
 考古資料や絵図などを中心に熱心に見学してくれました。また何度も足を運んでもらえればと思います。 

Official髭男dism出演の島根大学PV


島根大学と松江高専の卒業生で結成されたOfficial髭男dismが、NHK紅白歌合戦に出場されることが決まったそうです。おめでとうございます。
島根大学総合博物館アシカル展示室では、Official髭男dismが出演されている島根大学PVを随時上映しております。