2009年7月21日火曜日

島根大学旧奥谷宿舎の修復工事(その2)

 今日も大変蒸し暑いなか、職人さん達が、旧奥谷宿舎の修復工事に打ち込んでおられました。 

 玄関前の石段は、戦後のタイルが剥がされ、すっかり戦前の福光石のものが現れていました。各部屋の天井や壁なども、戦後のものをはがすと、一部で建造当初の状況が現れていました。 

 外壁や窓枠、部屋の色なども、古写真や聞き取り調査をもとに、戦前の本来の状況に戻す予定です。 

 業者の皆様、毎日、暑いなか大変ですが、安全に気をつけて、よろしくお願いします。


2009年7月17日金曜日

島根大出雲キャンパスでの試掘調査が終了

 今週は、梅雨空のなか、島根大出雲キャンパスでの工事予定地に遺跡があるかどうか確認するための試掘調査を実施していました。 

 昭和50年に開学した旧島根医大を造営するために、約3m以上の盛土がなされていることから、それらを取り除いたうえで発掘が始まります。 
 試掘調査をするだけで、やたらと深くなってしまい、大変なのですが、文化財保護法を順守して遺跡を保護するためには、やらなければならない仕事です。 

 今回は、3600年前の三瓶山のデイサイトを含む砂礫層まで掘り下げましたが、土器などは出土せず、遺跡の存在は確認されませんでした。 
 しかし、出雲キャンパスの土地形成史を探るうえでのデータが得られ、これまでの成果と合わせて、このあたりの様子が大分わかってきました。 

 関係者の皆様には感謝申し上げます。


2009年7月12日日曜日

第13回ミュージアム市民講座「松江平野の土地条件と水害」を開催。

 第13回の講座は、教育学部の林正久先生に、お話をしていただきました。 

 今回は、集中豪雨の季節にマッチした、松江周辺の地形の特性についてと水害の話でした。 
 2万年前の旧石器時代から縄文時代、弥生時代、奈良時代、江戸時代、現在と、出雲地域の地形の変遷を述べられ、後半は、3年前におこった松江での洪水の状況についての写真も見せてもらいました。 

 松江という場所は、「水の都」として恩恵を受ける一方、もともと水辺の低湿地に作られた町なので、江戸時代以来、こういった洪水とは隣り合わせなようです。防災のための工事なども計画されていますが、浸水が起こることを見越したうえで、川や湖と上手くつきあうことも必要なのでは、という感想をもった次第です。 

 今回の講義も松江の町を考えるうえで大変勉強になる内容でした。


2009年7月4日土曜日

博物館学授業で市内の博物館を見学

 今日は、朝から夕方まで学芸員資格取得を目指す学生向けに開講している博物館学の授業を実施し、午後からは見学実習の一環で、八雲立つ風土記の丘と鹿島歴史民俗資料館の2館を見学しました。 

 たくさんの遺跡や古墳、神社などの歴史遺産がある場所に博物館が立地していること、展示の内容もそれぞれ、地域の歴史に密着した個性があること、解説ボランティアや貝殻のプレゼントなど色々工夫した運営もなされていることなどを学んでもらいました。 

 学生たちは大変熱心に見学していたと思います。無事,資格がとれると良いですが。

2009年7月2日木曜日

第13回島根大学ミュージアム市民講座「松江平野の土地条件と水害」

集中豪雨の発生しやすい季節となりました。今回は、水害の起こりやすい松江の土地の特性について、地理学の林正久先生からお話していただきます。

講師:林 正久(島根大学教育学部教授・島根大学ミュージアム兼任研究員)

日時:平成21年7月11日(土) 午後1:00~2:30

場所:松江市市民活動センター・スティックビル5階(501・502号室)〔松江市白潟本町43番地〕

対象:市民・大学生・高校生など、どなたでも受講できます。

お申込み:事前に「名前・住所・連絡先」を電話・ハガキ・FAX・メールなどで下記までお申し込み下さい。当日参加も可。 
【島根大学ミュージアム】〒690-8504 松江市西川津町1060
TEL・FAX 0852-32-6496  メール:museum@riko.shimane-u.ac.jp

その他
・参加費無料。
・1~数回のみの参加も可能です。
・受講者は、スティックビル駐車場料金が無料になります。

【主催】島根大学ミュージアム
【共催】島根大学生涯学習教育研究センター・まつえ市民大学
【後援】松江開府400年祭推進協議会